こんにちは、ＫＡＺ空間企画の 木田 と申します。おかげさまで当社は設立13年目 を迎えることができました。
私は、高校1年の娘を筆頭に4人の子育てをしながら住宅ローンを抱えるひとりの父親です。
私が当社を設立した一番の理由は、自分のような 「子育て世代」 を応援したいという強い思いからです。

建築の仕事に携わり21年。もともと 「建築図面が好き」 という単純な理由から設計の分野で働いていた当時の私は現場というものをほとんど知りませんでした。そんな私に現場の職人が「図面で納まっても現場では納まらない。図面と現場を一緒にするな」という言葉を投げかけられました。
この言葉をきっかけにもっと広い分野で建築を視たいと思うようになった私は、まず監督を兼ねて現場へ入るようになりました。
これが現場を監るということ。

そして次第に監るだけではなく、実際に現場に触れたいという思いから今度は大工さんのノウハウも学ぶようになりました。
自ら描いた図面をもとに、自らによって造りあげる喜びは想像以上のものです。
また、現場へ訪れる建て主さんとお話をする機会が増えてくると直接お客様と打ち合わせをし、それを現場に反映させ、税金や登記融資などの分野においてもアドバイスができる知識が欲しいと学ぶようになりました。

設計・現場・営業と経験をするうちに、「この木造住宅の全てにおいて関わりたい、携わりたい」 と考えるようになっていました。
直接お会いすることでお客様の声を設計に反映でき、設計をすれば現場での指示ができる。
現場に入れば建物全てを把握することができる。

「建物のできる流れ」 と自分自身も実際に経験した家づくりの「不安や疑問の解消」をたくさんの方々にアドバイス、提供できないものか。これが本当の意味での「ものづくり」ではないか。会社のスタッフ個人では不可能なトータルサポートと、なによりお客様の立場に立ったクオリティの高い住宅を提供したい。
このような思いから、協力業者の皆さんと家族のあと押しを得て、ＫＡＺ空間企画を立ち上げるに至ったのです。